徒然なるままに日暮し

零細自営業の覚書

『所得税の青色申告承認申請書』の作成 65万控除を受けて個人事業開始! 開業時の提出書類2

個人事業主となる際は、『開業届』と『所得税青色申告承認申請書』を所轄の税務署に、『事業開始等申告書』を都道府県税事務所に提出する。

今回は、所得税青色申告承認申請書』(以下『青色申告申請書』と記載)の記載方法を紹介する。

個人事業主となる際は、『開業届』と共に『青色申告申請書』も一緒に、所轄の税務署に提出しよう。

書類は税務署で貰えるが、国税庁のHPからダウンロードも出来る。書き方の説明ページもある。

自分は国税庁HPからダウンロードして、税務署に提出した。

時間も交通費も節約出来る。

所得税青色申告承認申請書』簡単、記載ポイント

様式は下記に載げる。

『開業届』の記載と、前半部分は同じなので、一緒に作成し、提出するのがよい。

www.kameneko.work

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①税務署名

納税地(住所地)を管轄する税務署名を記載する。

管轄する税務署はこちらからで郵便番号や住所から検索出来る。

事務所を別に構え、そこで事業を行う場合は、事務所の所在地を管轄する税務署を記入する。

②提出日

提出する日を記入。

青色申告申請書』を開業後2ヶ月以内に提出すると、開業年から青色申告の適用が受けられる。

『開業届』と一緒に提出するのが、郵送費もかからずに手間も一度で済むし、出し忘れがなくてよい

③納税地住所

自宅で開業する場合は自宅住所を記載する。

ここでは、アフェリエイト 等自宅での自営業を想定しているので、上に記載されている「住所地」を◯で囲む。

④氏名・生年月日

本名と生年月日を記載する。

押印は認印でOK。

印鑑を作った場合は、『開業届』と同じ印鑑で押印する。

個人事業主となった意気込みを示す為、プライベートと区別する為に印鑑を作り、それを押印する事もあり。

印鑑を作ると、「やる気」やテンションが上がるという効果もあるので、個人事業向けに作ってみるのもよい。

⑤職業

『開業届』と同じ様に、事業を行う職業を記載する。

ブログや動画でのアフェリエイト ならネットビジネスや広告業。紹介サービスと言った記述もあり。

注意点は許認可が必要な業種もあるという事だ。

例えば飲食業やパン屋は保健所等に届出が必要だ。

オークションでの売買を考えているなら古物商として警察へ届ける。

住所地の都道府県が管轄している。ネットで検索出来るので、事業を始める前に確認しておきたい。

⑥屋号

繰り返すが、屋号とは、個人事業主としての店名・氏名の様なもの。

個人名でもよいが、事業を始めるからには、決めたい。

事業内容が分かるものにすれば、屋号を伝えるだけで、何の事業を行なってるのか紹介出来る。職種の説明をする手間が省ける。名刺を作る際には、効果的。

例えば

龜寝子美容室・龜寝子パン・龜寝子法律事務所

文字も、ひらがな・カタカナ・漢字・数字が使える。

ただし、龜寝子会社や龜寝子法人は使えない。

「会社」「法人」は法務局に登記した法人格が使用するものと決まっているのだ。

ブログやHPを持っている人は、「ドメイン名」にすると言うのもあり。

商標権が問題になる事もあるので、一度調べておくと安心。

特許庁のサイトで調べられる。

青色申告開始年

開業する年度を記載する。

平成31年だと「31」と記入。

小さく特に目立たない箇所だが、ここに記載した年から、青色申告が適用されるので忘れずに記載すること。

⑧名称・住所

⑥③で記載した屋号と住所を記載する。

⑨所得の種類

「事業所得」に◯。

アパート経営・駐車場等、不動産の賃貸収入の場合は、「不動産所得」に◯。

青色申告承認・取消

「無」に◯。

(11)開業日

開業日を記載する。

個人事業を始める記念日でもある。

確定申告時や会計ソフト等を使う際に必要となるので、自分にとって分かり易い日にしておくと便利。忘れないようにしたい。

「一年の計は元旦から」という事で、1月1日を開業日とした知人がいる。

この場合、「1月16日」より早い日に開業しているので、日付は空欄でOK。

自分にとって「縁起の良い日」というのもゲンを担いで決める人もいる。

折角個人事業主となるのだから、大切に決めたい。

「開業日」から2ヶ月以内に提出しないと、青色申告の適用が受けられない。具体的には、「65万の青色申告特別控除」を受けられなくなる。

必ず2ヶ月以内に提出しよう。その為にも『開業届』とセットで提出しよう。

(12)相続による事業継承

「無」に◯。

相続を受けて開業する人は「有」に◯をし、相続開始年月日、被相続人氏名を記載する。

(13)簿記形式

複式簿記」に◯。

青色申告特別控除65万円の適用を受けるには、「複式簿記」が必須。

白色申告では、特別控除は無い。

同じ青色申告でも、簡易簿記だと10万円の特別控除。複式簿記では65万円の特別控除が適用される。

「簿記は分からない・やったことが無い」と言う前に、ここは複式簿記を選択して、65万円の特別控除を受ける事にしよう。

65万円とはかなり大きい。ここは複式簿記」一択でいこう。

簿記・会計処理については、改めて記事を書く。

簿記の「ぼ」の字も知らない、龜寝子ですら出来ているのだから、大丈夫。不安がらずによい。

(14)備付帳簿名

この項目で、龜寝子はめげそうになった。

ずらりと並ぶ帳簿の意味も使い方も分からない。勘で矢鱈めったら帳簿を選択して、提出した(^◇^;)

実際使っているのは、「振替伝票」「出金伝表」の2種類。

龜寝子はクラウド会計を使っているのだが、入力とは「仕訳をする」という事で、「仕訳件数〇〇件」とカウントする。故に「仕訳帳」は使っている事となる。

「振替伝票」で「仕訳」入力して、出来上がるのが「総勘定元帳」というイメージをして貰えばよい。

いわば「総勘定元帳」が最終的に出来上がる帳簿という事だ。

こう考えていけば「総勘定元帳」と「仕訳帳」は必須で、主要簿と呼ばれている。

他の13帳簿は補助簿と呼ばれる。

なので、「総勘定元帳」「仕訳帳」の2つは必ず選択しておく事。

今、龜寝子が提出するとしたら、「総勘定元帳」「仕訳帳」「振替伝票」「出金伝票」の4種類となる。参考までに。

繰り返す。

必ず必要なのは「総勘定元帳」「仕訳帳」。これだけはチェックを入れる。

あとの帳簿は、実は提出後の変更は自由なので(特に届出る必要はない)、神経質になる必要はない。

簡単に、主な補助簿を説明する。

  • 現金出納帳:現金の出し入れを記載
  • 預金出納帳:預金の入出金と預金残高を記載
  • 売掛帳:料金後払いで売ったものを管理するために記載
  • 買掛帳:クレジットカードのイメージで、料金後払いで買ったものを記載
  • 経費帳:はエクセル等で作成する様な、掛かった経費一覧のイメージ。
  • 固定資産台帳:10万以上の物は「固定資産」となり、減価償却費を経費で落とすのを管理する台帳

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本日のまとめ

『開業届』と一緒に「所得税青色申告承認申請書』を提出する。

提出は、開業日から2ヶ月以内が期限だが、『開業届』と一緒に開業後1ヶ月以内に、住所地を管轄する税務署に提出すると、出し忘れがなく、手間もお金も節約出来る。

前半部分は『開業届』の記載と同じ。

65万円の青色申告特別控除を受ける為に、複式簿記を選択。

帳簿は「総勘定元帳」「仕訳帳」は必ず選択。

あとは必要に応じて選ぶとよい。龜寝子は「総勘定元帳」「仕訳帳」「振替伝票」「出金伝票」の4種類を使用している。

『開業届』と『所得税青色申告承認申請書』を提出して、65万円の控除を受けて、個人事業をスタートしよう。

三毛と抱き合い、此方をみて「2にゃん一緒」とこれ見よがしなキジシロ猫