徒然なるままに日暮し

零細自営業の覚書

事業用ICカードを作ろう レシート整理を楽にする方法

事業用口座を開設したら、各種ICカードも「個人用」とは別に「事業用」を作ろう。

事業用各種カード(クレジットカード・ICカード・図書カード)を使えば、普段の移動や買物も、個人と事業で簡単に分けられる。レシート類の整理も楽。

日々の暮らしの中で、支出を簡単に整理できる。

煩雑になりがちなレシートの整理も含めて、ご紹介。

事業専用各種ICカードを作成

誰でも、各種ICカードは2、3枚持っているだろう。

このICカードも「事業」用と「個人」用で、別カードにする。

何でも「事業」と「個人」を分けて考えるのは、個人事業を行う上で大事な事だ。

事業用ICカード作成のメリット

個人事業主は、「プライベート」と「事業」の2つのお金を区別する必要がある。

事業用口座を開設する理由とほぼ同じだが、大きく4点ある。

  1. レシートの管理が楽
  2. 信頼を得る
  3. 事業を意識する

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 ①レシートの管理が楽

支払を別にするついでに、カードも別にする。

龜寝子は事業用カードだけを集めてカードケースに入れ、持ち歩いている。

事業用カードを使ったら、レシートもカードケースに挟んでおけば、財布の中でレシートが混在する事態を防げる。

事業用の買物リストを挟んでおく事も出来る。

右にICカードが3枚、左にレシートとメモが挟んであるカードケース
立ち寄った店で、思いついて、事業用の物を買う事は多い。

そんな時に、慌てずにすむ。

カードケースはカバンの仕切りにもなって、カバンの中身も整理できる。

龜寝子は、交通系ICカードWAON・図書カードをカードケースに入れて、いつも持ち歩いている。邪魔にならず、カードで財布がパンパンにもならず、サッと取り出し、レシートもサッと収容。帰ったら、レシートをそのまま支出用封筒にポンと入れる。スマート会計だ。

レシートは、事業用と個人分を分けなくても、メモする事で経費として落とすことができるが、税金の計算をしなかればならないケースが殆どだ。やはり会計は別にして、レシートをそれぞれ貰う事が望ましい。

会計を別にするから、カードも別。

②信頼を得る

税務調査が入った際、「きちんと処理している」と最初に印象づけるのは、大事だ。人間、最初の印象が9割とも言われている。口座だけでなく、事業用各種ICカードを個人分と分けて使っていると分かると、かなり好印象を与えられる。

税務署や税理士に相談する際も、各種カードを事業用とプライベートで分けて使っていると、「分かっている・できるな」と思われる。基本が出来ているので、相談するにもスムーズだ。

③事業を意識する

チャージ金額そのものは、経費として認められないが、事業用のお金という意識はつく。

また、チャージ額という大まかながらも、支出額がわかる。

「個人事業」を意識する事は、事業成功の鍵だ。

「事業」と「個人」の意識化は、オンオフの切り替えも行いやすく、効率にも繋がる。

交通系ICカード

ほとんどの買物の際に、交通系ICカードは利用出来るので、1つ事業用に作っておきたい。

デポジット料金が500円程発生するが、メリットは大きい。

バスや電車など交通機関に乗った際の、利用明細も取得出来るので、交通費の管理が簡単に出来る。日付・利用区間が印字されるので、そのまま経費書類(交通費明細)になる。

交通系ICカードを事業用に持っていないと、利用明細はあるものの、事業用以外の乗車分と混在している。それを記憶やスケジュールと突き合わせて分ける手間がかかる。

利用明細には、買物利用分も印字されるので便利。

事業用であれば、利用明細そのものが、支出帳簿となる。

ショッピング系ICカード

発行手数料やデポジット料金はかからず、買ったらその場で使える。

利用明細書も取得出来るし、全国各地、殆どの店で使えるので便利。ポイントも貯まる。

モバイルWAONもある。

龜寝子はAEONグループのWAONを事業用に一枚持っている。

図書カード

図書カードは、実はかなりお得だ。

最近の書店では、文房具やちょっとした小物も売っており、図書カードで購入できる。しかも、図書カードはチケットショップで額面より安く買える。チケットショップで額面98%で図書カードを買い、それを使って書店で文房具を買えば、2%割引価格で買っているのと同じだ。

今の図書カードは、利用明細書も取得出来る。

チケットショップの近くを通った際は、購入する価値あり。

クレジットカード

クレジットカードの明細書は、支出書類として使える。

また、会計ソフト利用の場合、「自動連携機能」を使って、利用明細をデータとして自動で取り込む事が出来る。

会計ソフトの金融機関自動連携機能の説明画面利用明細書をそのまま利用できる事、会計ソフトに連携してデータが利用出来るので、事業用クレジットカードがあると便利だ。

ところが、個人事業主になったら、クレジットカードの審査に通らない事が多い。

これは、会社勤めと比べて「収入が不安定」と考えられているからだと言われている。

個人事業主向けのクレジットカード発行する所もあり)

なので、サラリーマン時代に作ったクレジットカードは大事にしたい。

既に2枚持っている人は、1枚を事業用にしよう。

会計ソフトの「自動連携機能」は、支出データを自動で取得し、勘定科目を入力するだけでよいので、かなり楽。

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各種会費をそれぞれ別のクレジットカードで支払っている場合は、変更手続が必要だが、個人事業主になった事を機に、事業専用クレジットカードと個人用と分ける事をオススメする。

貯まったポイント

余談だが、「仕事で貯まったポイントをプライベートで使ってはダメ」と税理士の知り合いに言われた事がある。

ポイントを使えば、実際は割引価格で買えると同じだ。だから「横領」という事になるらしい。

実際そこまで厳密に線引が必要なのか、税務調査を受けた事がないので、断言できないが、高額品を買う時は気をつけたい。

その為にも、各種ICカードは、事業用を作っておいた方が良い。

事業で貯まったポイントを事業で利用する分には、全く問題がないのだ。

今回のまとめ

支出管理を簡単にする為に、「個人」と「事業」で各ICカードは分ける。

事業用に、交通系・ショッピング系・図書カードがあると、便利。

全国殆どの店で、利用が可能だ。

また、事業用のカードはカードケースに1つにまとめて所持するのが良い。レシートもカードケースに挟めば、個人分との混在を防げる。

サラリーマン時代に作ったクレジットカードは大事にしよう。

利用明細書はそのまま支出帳簿として使える。

交通系ICカードがあれば、交通費の記録・整理が出来る。

事業専用ICカードを作成して、会計処理を楽にしよう。

縦一列に綺麗に並んで「整列乗車」という猫